【回顧】京王杯SC 2022

◎ワールドバローズは直線でスカイグルーヴの内に進路を取ろうとしたが、メイケイエールに併せに行こうとするルメール騎手にスペースを締められ外に進路を切り替えるロスが生じてしまった。クビ差のタイムトゥヘブンとは上がりの脚に0.2秒も差があったのでスムーズなら逆転の可能性があったかもしれない。また想定以上に馬場の回復が早かったこともあり東京芝1400mは追走に苦労していた。重賞を勝てる力はあるのでやや時計の掛かる馬場&マイルに延長するタイミングを待ちたい。

【次走注目馬】
ミッキーブリランテはテンのスピードがないのに強引な先行策を強いられたことで直線は早々に脚を失くしていた。超差し有利な東京芝で無理に先行してポジションを取りに行くメリットは小さい。脚質、馬場、展開全てに逆らう騎乗内容だったので今回の大敗は度外視可能。鞍上乗り替わりと内枠有利なレースの内枠で巻き返しが見込める。