当日東京4R芝2000mでルメール騎手とレーン騎手は内を走って人気を裏切ったが、7R芝2400mでは二人とも外に進路を取ってワンツー決着。オークス含むこの日の東京芝は馬場の伸びるポイントを完璧に理解していたルメール騎手&レーン騎手の功績が目立つレースが多かった。
◎スタニングローズは正直フラワーCが終わった時点ではレースレベルが低いと判定し全く評価していなかった。しかし桜花賞のレベルがあまりにも低かったことで牝馬限定戦を一度しか使っていないこの馬の評価を見直すことができた。レーン騎手の馬場読みなくして好走はなかっただろうが今回の結果は決してフロックではない。次走鞍上弱化で人気を落としてくれるとありがたい。
【次走注目馬】
横山武史騎手は内が伸びない馬場でも内に進路を求めやすいので馬はトラックバイアスの不利を受けやすい。内を突いて伸びてきたナミュールは距離適性と馬場を考えれば強い競馬をしている。ただしオークス&阪神JFは馬場の悪いところを伸びてきたから地力が高いという見方はしていない。本来ややタフな馬場が向いているから伸びてきたのではないかと考えている。レイパパレと同じタフな馬場に強い小型牝馬系だと思うのでタフな条件で狙ってみたい。能力を過剰評価されて人気するときは嫌うのが有効かもしれない。