【回顧】鳴尾記念 2022

番手につけた坂井騎手がペースを緩めさせなかったため、10頭立てにしては締まった流れとなり能力上位の差し馬が力を出しやすい展開となった。

◎ショウナンバルディは良馬場向きではあるが高速馬場が得意な馬ではない。キングオブドラゴンやギベオンより早々に垂れてしまったのは馬場適性の差が出たと考える。いくら中京芝2000m巧者と言えど1分57秒台の時計が求められる高速馬場で本命評価するのは愚かだった。1分58秒以上の時計が見込める良馬場という条件をつけて再度買い直したい。

【次走注目馬】
カイザーバローズのレース後コメント
「返し馬から良い走りができておらず、レース中もそうでした。もう一度作り直して次へ向かわないと、という感じです」

川田騎手が返し馬の状態や走りのバランスを敗因としてあげるときは信憑性が高い。素直にカイザーバローズは走れる状態ではなかったと判断して巻き返しのチャンスを待ちたい。