中山11R G3 マーチステークス
◎7ワイドファラオ
先行勢が手薄なので楽に先行できそうな馬の前残りを狙う。まずテンのスピードがメンバー上位、前走1400ｍの追走経験、先手を取りたいという厩舎のコメントからワイドファラオは先行策が濃厚だと判断する。この馬より外枠に入った馬で前走先行経験があるのはヒストリーメイカーとアナザートゥルースの2頭のみ。ヒストリーメイカーは内田騎手が騎乗した際は差して好走している。前走ハイペースを先行して負けた過程もあるので騎手は自身の好走イメージを優先してテンから積極的に出していく競馬はしないと考える。アナザートゥルースはワイドファラオよりテンのスピードが遅い。短縮ローテになる今回は追走力の面で劣るだろう。内のアイオライトを見ながら楽に番手が取れるようなら展開に恵まれる可能性が出てくる。能力的に通用していい実績馬なのでここで巻き返しを期待したい。
△1.2.3.4.5.6.8.9.10.11.12.13.14.15.16
買い目
単勝：7 2,000円
複勝：7 5,000円
馬連流し：7-総流し 各200円
合計17点 10,000円
中京11R G1 高松宮記念
1200ｍ未経験馬の短縮ローテ
◎9ロータスランド
高松宮記念は毎年のように能力の高いマイル路線の馬が1200ｍに初挑戦して結果を残している。今年のスプリントに初挑戦する馬はサリオス、グレナディアガーズ、ロータスランドの3頭。この中から最もマイナス材料が少ないロータスランドを本命にする。この馬は最後まで集中して走れないという精神面の脆さがある。前走の勝利は短縮ローテによるペースアップと走る距離が短くなった点が精神面の課題に好影響を与えたと考える。さらに距離を短縮するのはこの馬にとってプラス要素になる可能性が高い。短縮ローテでペースが上がっても楽々と番手に取り付けられる追走力にはスプリント適性も感じた。騎手の技量が問われにくい短距離戦ではあるが、重賞だとパフォーマンスを落としがちな岩田望来騎手が勝利できたのは裏を返せばそれだけ馬が強かったということ。前日の雨の影響で馬場も味方してくれる今日は連勝を期待する。
《サリオスとグレナディアガーズについて》
サリオスは内の立ち回りが不得意な石橋騎手に乗り替わる点で評価を下げた。短距離適性にも疑心が残る。グレナディアガーズはこれまで高速馬場で高いパフォーマンスを発揮してきた背景から馬場適性の差で割引いた。能力あれど大外枠はさすがに痛い。
☆10キルロード
マイル路線の馬や距離短縮馬の好走には既に多くの人が注目している。オッズ妙味を考えて穴を探すなら同距離ローテの馬に目を向けたい。キルロードは中2週ローテで全好走、休み明け2戦目も全好走という特徴持ち。生粋のスプリント血統でありながら短距離重賞はこれが2回目となる。穴馬の前残りを狙うならこの馬がおもしろそう。
△1.2.3.4.5.6.7.8.11.12.13.14.15.16.17.18
買い目
単勝：9 1,000円
馬連流し：9-1.14.17.18 各600円
馬連流し：9-2.3.4.5.8.10.11.13 各100円
三複流し：9-7-1.2.13.14.17.18 各600円
三複流し：9-10-総流し 各100円
ワイド流し：10-7.17.18 各200円
合計38点 10,000円
